2022-06-30

管理者・経営者

 

LMS(学習管理システム)とは? 機能概要と3つのメリット

  • 人材育成
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LMSとは、"Learning Management System"の略称で、学習管理システムのことを指します。

インターネットを利用して、パソコンやスマートフォン、タブレット端末等で学習する「eラーニング」を受講する際にアクセスするシステムです。

eラーニングを受講する機能のほか、教育担当者や管理者が受講履歴やテストの成績、アンケートの回答等を管理する機能も搭載しており、従業員への研修をより効果的・効率的に実施するために多くの企業で活用されています。

LMSの歴史

LMSが登場するまで

インターネットが普及する以前、eラーニングというとCDやDVD教材による学習を指していました。
そこからインターネットが発達したことにより、CDやDVD教材を配布する必要なく、インターネット環境があればいつでもどこでも共通のデータにアクセスして学習することができるようになります。
ただし、この頃は一方的にeラーニングを提供するだけになっていたため、受講者のモチベーション維持が難しいという課題がありました。
また、「実際に学習したのか」「どのくらい理解できたか」「どの講座が必要で、効果が望めるのか」が把握できず、効果測定や改善策の検討もできないという問題も挙がっていました。

LMSの登場

こうした問題を解決するために考案されたのが「LMS(学習管理システム)」です。
LMSの登場により、学習教材の管理が容易になっただけでなく、受講状況の進捗やテストの成績も管理できるようになりました。個人別のデータを取得することができるようになったことで、個人指導の指標としての活用も可能になりました。

一般的なLMSの機能

現在、LMSは様々なベンダーより提供されており、機能はそれぞれ異なりますが、一般的には下記のような機能が搭載されています。

<受講機能>

  • 履修登録
  • 学習の進捗状況確認
  • 教材の視聴、閲覧
  • テスト、アンケート

<管理機能>

  • 受講者情報の登録、グループ管理
  • 資料配布
  • 教材登録、受講者への割当て
  • 課題、アンケートの設定
  • 受講案内、受講督促(自動メール送信等)
  • 受講履歴の管理
  • 成績管理

 

LMS導入のメリット

上記のような機能を有するLMSですが、導入するとどのようなメリットがあるでしょうか。
ここでは、LMSによるメリットを3つ挙げ、LMSの役割について考えてみます。

1. 学習効果の向上
-時間や場所の制約なく、学習を進めることができる
-繰り返し見返すことができるので、いつでも復習ができる
-テストや課題を実施することで、理解度を確認できる

2. 受講者の習熟度別フォローが可能
-誰がどの講座をどれくらいのペースで受講しているか把握できる
-テストの成績に応じて、再テストやフォロー教材の提供が可能
-進捗が遅れている従業員へ、リマインドメールを配信してフォローできる

3. 管理者の負担軽減
-eラーニング、教材、資料をLMS内で一括管理できる
-受講履歴の管理や成績の集計のためのデータ取得が容易
-受講者への案内や課題の設定がシステム内で実施できる

まとめ

いかがでしょうか。
社内教育を実施するにあたり、LMSを活用すれば運用上の手間は大きく削減できます。人材育成を効率的・効果的にするために、本稿の内容を参考にしていただければ幸いです。
最後に、日税オープンカレッジでは、IDの利用料金【1ID:4,400円(税込)/人】だけでLMSの機能をご利用いただけます。
LMS導入にあたりネックとなるシステム構築費用はかかりません。
コストを抑えて人材育成を始めていただけますので、ぜひあわせてご検討ください。

 

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